使い捨て大腸内視鏡カメラシステム
低コスト・高品質なシングルユース医療機器の開発事例
日付: 2013年12月11日
著者: オプティコス社
概要
1990年代後半、Boston Scientific社は、従来の内視鏡システムとコスト面で競合可能な「使い捨て(シングルユース)デジタルイメージングシステム」の開発を計画しました。Optikos社は、この野心的なプロジェクトにおいて、電子光学イメージングチェーン全体の設計・開発という中核的な役割を担いました。
Optikos社の取り組みと成果
画期的な超低価格帯での製造と、診断に足る高品質な画質を両立させるため、以下の多角的なアプローチで開発を成功に導きました。
▶ 低コストと高品質の両立: 高輝度LEDやCMOSセンサー、プラスチック光学部品の普及を見越した先進的な設計を採用。従来機と同等の画質を保ちつつ、驚異的なコストパフォーマンスを実現したイメージングシステムを開発し、特許を取得しました。
▶ 包括的なデバイス開発: レンズ設計やデジタル信号チェーン、画像処理アルゴリズム(カラーデモザイクやシャープネス調整)に加え、アクティブ冷却機能を備えた内視鏡先端部の完全な設計を担当しました。
▶ 量産インフラの構築: 年間数百万個規模の部品製造を可能にするサプライヤー網の開拓や、最終組み立て・システムの適格性評価を行うための製造インフラ構築をBoston Scientific社と協力して実施しました。
結論
開発されたシステムは動物臨床試験で優れた性能を発揮し、画像性能とコストの両面で要件を完璧にクリアしました。本プロジェクトにより取得された製品アーキテクチャや設計に関する特許は、シングルユース医療用イメージング機器におけるOptikos社の先駆的な技術力を証明しています。