光合成/呼吸研究用液相酸素電極システム Chlorolab 3+

  •  Oxylab+コントロールユニット
  •  DW3大容量電極チャンバー、2つの光学ポート、S1酸素電極ディスク
  •  LH36/2R LED光源(最大900 µmols m-2 s-1)
  •  酸素濃度0~100%における液相サンプル1~20ml
  •  24ビット高分解能酸素信号測定
  •  16ビット分解能でpHやイオン選択性電極(ISE)信号の測定も可能(オプション)
  •  酸素、補助電極、ISE信号のオンボードLCD表示
  •  光源校正用Quantitherm PAR/温度センサー
  •  データ取得、ハードウェア制御、データ解析用OxyTrace+Windows®ソフトウエア
  •  酸素信号をリアルタイムでアナログ出力することも可能(0〜4.5v)

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概要

Oxylab +酸素電極コントロールユニットは、前世代の電極コントロールユニットに比べて 柔軟性と性能が大幅に向上し、印象的な外観と強化された機能を兼ね備えています。 Oxylab+は、葉緑体抽出液から酸素濃度100%までのミトコンドリア懸濁液まで、 幅広い液相サンプルの酸素発生または取り込みを測定することができるとても便利なツールです。 シンプルな操作性と機能性により優れたコストパフォーマンスを提供します。 Oxylab+は教育や研究の場でも同様に活用できます。24ビットの分解能により、装置のゲインを 適用することなく、酸素濃度のわずかな変化を検出できます。そのため、測定したい部分に ズームインした場合でも、ノイズのない美しいトレースが得られます。LED光源を制御する電子回路を 内蔵しており、ユーザーが定義したPFDライトテーブルにより自動的に光量を変化させることが できます。このシステムは、補助入力とイオン選択電極からの信号をリアルタイムでグラフ化し、pH、TPP+、 カルシウム、カリウム、水素イオンなどの信号と同時に酸素活性を総合的に分析することが可能です。 すべての入力からの信号は、さらにOxylab+コントロールユニットのフロントパネルに取り付けられた LCDスクリーンに表示されます。最大2台のOxylab+コントロールユニットを1台のPCに接続し、 OxyTrace+ソフトウェアから同時に操作することで、強力なマルチチャネルシステムを実現できます。

★DW3電極チャンバー

1~20mlの海水試料に対する大型藻類の光合成/呼吸測定に適したチャンバー。


DW3カタログダウンロード

★LH36/2R

36個の赤色LEDを組み合わせた光源。DW3液相電極チャンバー、LD1/2、LD2/3ガス相電極チャンバー用に設計されています。


LH36/2Rカタログダウンロード


Oxylab+ 電極コントロールユニット

測定範囲

酸素:0100%、pH014pHAux04.096V

信号入力

S1 O2電極(SMB)、pH/ISE(BNC)、Aux8ピンMiniDin)、

QTP1 PAR/Tempプローブ(6ピン MiniDin

分解能

酸素 : 0.0003%(24ビット)、pH   0.0006pH16ビット)、

Aux 62.5μV/ビット (16ビット)

分極電圧

700mV

入力感度

0 9000nA

マグネティックスターラー

150 900rpm%ステップでソフトウェア制御

サンプリングレート

0.1 10/

エレクトロニクス

マイクロコントローラー:32 MHz ADCで動作する16ビット高性能CPUデュアル、ローパワー、16/24ビットシグマデルタ

表示

61x 2文字ブルーLCD

通信

USB2.0

アナログ出力

0 4.5V O2信号

外形寸法

250 x 125 x 65 mm

重量

0.63 Kg

電源

95 260ユニバーサル入力主電源、出力12VDC 2.5A

DW3電極チャンバー

適合性

液相光合成/呼吸

材質

ブラックアセタール

サンプルチャンバー

硼珪酸ガラス

サンプル量

1 20 ml (照明用15 ml以上)

プランジャー

高さ可変、中央穴

温度管理

循環式恒温水槽に接続したウォータージャケット

光ポート

光学ポート(φ26mm)、水晶窓(φ36mm)

寸法

117 x 75 x 100 mm

重量

400グラム

S1酸素ディスク

電極型

クラーク型ポーラログラフ式酸素センサー

電極出力

21O2で標準1.6μA

残留電流

0O2中で通常0.04µA

応答時間

10 90%、通常5秒未満

酸素消費量

通常<0.015µmol / hr-1

 

LH36/2光源

光源

36個の赤色LED

コントロール

Oxylab+およびOxyTrace+ソフトウェア経由

波長

660nmのピーク波長

冷却

内蔵型自動冷却ファン

強度

最大900μmols m-2s-1

寸法

74(直径) x 52mm(高さ)

重量

270グラム

QRT1 PAR/温度センサー

測定範囲

0 50000μmolm-2s-1(±5%)

2つの範囲(05000050000)

波長域400 ~ 700nm

分解能

0 5000μmolm-2s-11 μmolm-2s-1

5001 50000μmolm-2s-110 μmolm-2s-1

PARセンサー

シリコンフォトダイオードと白色アセタール、拡散型光学フィルター

温度センサー

RTカーブ対応サーミスタビーズ

信号表示

0 50°C(分解能0.02°C)ハンドヘルド表示ユニット、

16 x 2 LCD ディスプレイ、0 5Vアナログ出力 PAR/温度値

電力要件

4 x 1.5V (単3アルカリ電池)通常100時間のバッテリー駆動時間

寸法

146(H) x 92(W) x 32(D) mm

重量

300グラム

QTP1

9.5 x 107 mm50グラム

 

Chlorolab 3システムには、以下のコンポーネントが付属しています。



  • OXYL1+ : Oxylab+電極コントロールユニット
  • DW3 : 酸素電極チャンバー
  • S1 : 酸素電極ディスクとSMB-SMB接続ケーブル
  • LH36/2R : LEDライトハウジング
  • QRT-1 : Quantitherm PAR/温度センサー
  • A2 : 電極膜をスムーズに装着させるメンブレンアプリケーター
  • S2/PL : マグネティックスターラー5個パック
  • S4 : PTFEメンブレン(0.0125mm x 25mm x 33m)
  • S10 : DW2/2電極チャンバー用交換Oリングセット
  • S16 : S1電極ディスクのクリーニングキット
  • OxyTrace+ソフトウェアOxyTrace+は、システム構成、校正、データ取得、および分析のためにChlorolab2+に付属している多機能Windows®プログラムです。 自動化された2ステップの校正ルーチンは、酸素飽和および酸素ゼロ点から測定された電極値を使用して、システム校正プロセスを迅速かつ効果的にガイドします。

    光合成測定

    酸素電極システムを考案したDavid Walker教授自身による解説書(日本語版:約193MB)ついてはこちらからダウンロードください。

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