UPRtek 2D分光イメージング測色計
- SAE J 1757-2 「自動車用光学式HUD」規格に対応
- 輝度(cd/m2)、CIE色度(x、y、u’、v’)、CCT(K)、duv、λD(nm)の2D画像測定
- 輝度均一性と色均一性と明るさの分布マップ
- データキャリブレーション(Dark & Badピクセル/フラットフィールド/直線性/カラーマトリックス(4色))
- CCDと内蔵分光放射計の位置合わせの精度が向上
- ROIとプログラム可能な領域の多様性(単一/複数/カスケード/自動)• オートフォーカス
- XYZの生データ、画像データ、ユーザー指定のレポートフォームによるデータ出力
- 高速測定(1ショットあたり約5秒)
- 測定できる単位:
- センターカラーと輝度、色域面積、MTFとコントラスト、Full On/Full Offコントラスト、シーケンシャルコントラスト、チェッカーボードコントラスト、色均一性、輝度均一性、視野角(FOV)、幾何学的歪み、色収差、フリッカー、ANSIコントラスト
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概要
UPRtek 2Dイメージング測色計は、分光放射輝度計とXYZフィルターを内蔵した2次元画像を計測するシステムです。
SAE J 1757-2 「自動車用光学式HUD」規格に対応し、ドライバーの視点からHUDディスプレイの視認性を評価し、生産ラインを検査するために、SAE J 1757-2で定義されている各評価項目の迅速な高解像度測定を提供します。UPRtek 2Dイメージング測色計制御用ソフトウエアは、内蔵分光放射輝度計と内部XYZフィルターを校正し、 CIE等色関数に合致した正確な色測定を保証します。一方、分光放射輝度計を内蔵しないXYZフィルターのみが使用された従来の2Dイメージング測色計は、 CIE等色関数との誤差から、輝度・色度値の正確さに影響があります。
UPRtek 2Dイメージング測色計モデルタイプ
モデル 解像度(MP) アクティブピクセル ピクセルサイズ センサーサイズ MA120シリーズ 12MP 4096 x 3000 3.45 µm 1.1” diagonal MA310S 31MP 6464 x 4852 3.45 µm 27.9 mm diagonal MA650S 65MP 9344 x 7000 3.2 µm 37.36 mm diagonal -
HUDディスプレイ評価
SAE J 1757-2 「自動車用光学式HUD」規格
ドライバーの視点から HUD ディスプレイの視認性を評価し、生産ラインを検査するために、 UPRtek 2Dイメージング輝度計は、SAE J 1757-2 で定義されている各評価項目の迅速な高解像度測定を提供します。このPCソフトウェアは、 米国に本拠を置く AR光学測定システムメーカーと共同で開発されました。
URRtek 2Dイメージング測色計で測定可能な項目
VID(仮想画像距離) 虚像距離 FOV(視野) 視野(Vertical & Horizon) 輝度均一性 輝度均一性 (Eyebox指定位置にて) コントラスト比(CR) 輝度のコントラスト 色 色度(u', v') & 色度均一性 (△u', v') 回転測定 回転 (虚像と目標イメージとの回転角度で、水平と垂直も注目) ねじれ 歪み ゴーストイメージ ゴースト像/二重像 MTF(変調伝達関数) HUD虚像の解像度 (コントラスト変調の事で、解像度に大いに影響) アイボックス 像を視認できる範囲 uImage PCソフトウェアは、2Dイメージング測色計から、Lv、x、y、u'、v'、CCT、duv、λD(主波長)、ユニフォーミティなどの多様な測光データを多点またはROIに提供します。光学文字、シンボル、照明付きグラフィックの測定に適しています。
定義されたROIと、さまざまなタイプのDUTに適合するしきい値に従って、各ROIの結果を計算します。
分光分布
ユーザーは「上限」と「下限」を設定して明るさまたは輝度の分布を確認しやすくすることができ、これによりDUT(Device Under Test)の画像全体の明るさや輝度の均一性を監視したり、「下限値」の数値を大きくしてマーキングやグラフィック、文字などの非照射領域を選別することで光漏れを監視することができます。
ユーザーは、割り当てられた各ROIのCIE 1931 x/yまたはCIE 1976 u’/v’色度値と座標を監視することで、チャート内の各ROIの色の均一性や均質性を確認できます。