携帯型クロロフィル蛍光測定器 Aqua Pen AP110
- 測定項目 F0 ; Ft ; Fm ; Fm' ; QY ; OJIP ; NPQ 1,2,3 ; LC 1,2,3
- 低コストでクロロフィル蛍光の測定が可能
- USB経由でもBluetooth経由でもPCと接続可能
- 保存したデータをエクスポート可能
- 液相サンプルに対応(キュベットタイプ又はプローブタイプを選択)
- キュベットタイプのみOD680/720の測定も可能
- プローブバージョンには青色LED(455nm)を搭載
- キュベットバージョンには青色LED(455nm)と赤橙LED(630nm)を搭載
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概要
アクアペンは、藻類やシアノバクテリアの懸濁液中の 光合成パラメータを迅速、確実、容易に繰り返し測定 する為の便利で軽量な携帯型PAM蛍光光度計です。
AquaPenAP110-Cは、青色と赤色のLEDエミッターを装備しており、光学フィルタリングにより、正確に焦点を合わせて、最大3000µmol.m-2.s-1の光強度を測定サンプルに照射することができます。
青色励起光はクロロフィル励起用で、藻類のクロロフィル蛍光を測定するために使用されます。赤橙色の励起光は、フィコビリンの励起を目的としており、シアノバクテリアの測定に適しています。AquaPen AP110-Pはプローブバージョンで、プローブを懸濁液中に直接置くことにより、懸濁液中のクロロフィル蛍光を測定することが可能です。 0.5 µg Chl/lまでの超高感度により、AquaPen AP110-Cは、非常に低濃度の植物プランクトンを含む自然水サンプルの測定が可能です。
特長
- リチウムイオン充電池を内蔵しており、2つのボタンを使い測定を行います。
- 測定したFt , QY ,OJIP ,Light Curve等は、内部メモリに保存されます。
- FluorPen softwareでは、データの転送や消去、アクチニック及びスーパーパルス光強度の設定、測定間隔の変更等が簡単にできます。
- 藻類、シアノバクテリア懸濁液の測定に最適なデバイスです。
- 超高感度(0.5μg Chl/l)で、植物プランクトン濃度が低いサンプルも測定可能です。
- AP110/C=E-AP110-C
- AP110/P=E-AP110-P
- 光合成パラメータの正確な測定
- クロロフィル蛍光測定
- 超高感度
- GPSモジュール内蔵
- 堅牢・コンパクト
- 2つのボタンによる簡単な操作
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機種 AP110-C AP110-P 測定項目 Ft即座のクロロフィル蛍光
Qy
OJIP
NPQ
LC
光合成有効放射(PPFDとして測定)Ft即座のクロロフィル蛍光
Qy
OJIP
NPQ
LCLED照明 波長 赤-オレンジ(630 nm)、
青(455nm)青(470nm)
その他の波長は別途ご相談飽和パルス 最大3000μmol(フォトン)m-2s-1(10から100%まで調整可能) アクチニック光源 10~1000μmol(photon)m-2s-1まで調整可能 測定用光源 1パルスあたり最大0.09μmol(photon)m-2s-1(10~100%で調整可)